PZ meets TJTE Singapore, Jakarta tour

先週の木曜日よりPablo Zieglerさんの仕事でシンガポールとジャカルタに来ています。今日はジャカルタのホールで今回の旅最後の演奏があります。いまホールの楽屋でこれを書いてますが、隣の楽屋からは鬼怒さんの演奏する珠玉の名曲メドレーが聞こえてきてます。

僕はどちらの国も初めてですが南の国の雰囲気をとても楽しんでいます。気温は大体30度は超えてます。夜も結構暑いですね。どちらの国も赤道にかなり近いので日差しはかなり強いですが日陰は意外と涼しいです。春分近くなんで太陽はほぼ真東から昇ってます。花粉症の僕にとっては花粉が飛んでいないのがありがたいです。

初日、シンガポールのホテルに着いたのは夜の7時くらいで、その後夕食をご馳走になりました。連れて行ってもらったのがCHIN CHIN(津津)というお店だったんですが、ピアソラがパブロさんに贈ったCHIN CHIN(乾杯)という曲と偶然同じ名前のお店だったので、パブロさん結構盛り上がってましたね。

翌日はリハーサルの前に、世界3大がっかり観光地の一つとしてすっかり定着した感のある、マーライオンを見てきました。あらかじめそんなこと言われていたおかげで全然ガッカリできませんでしたw。まあ、一応行ってきましたということで。

今回は東南アジアで最もいい設備と言われているEsplanadeという劇場主催のMosaic music festivalに呼んでいただいたんですが、世界中から色んなアーティストが集まってきていました。Esperanza Spaldingとかも来てましたよ。日本からはスカパラが来ていて僕らも観に行くことができました。

翌日の本番では、いい演奏ができたと思います。プログラムは去年とあまり変わっていませんが、毎回新鮮な気持ちで演奏できるので楽しいです。鬼怒さん、北村くんともここのところ日本でも何度かライブをやって来たので、日本勢のまとまりもいろんな意味でバッチリです!そんなわけで満席のお客さんからスタンディングオベーションいただき、無事に終わりました。

翌日朝早くにホテルを出発し、ジャカルタへ向かいました。ジャカルタとシンガポールの時差は1時間、日本とは2時間です。日本発も出発が早かったので、普段の生活サイクルからするとそもそもセルフ時差ぼけみたいになっていて、なんだかよくわからなくなってます。午前中にジャカルタに到着。そのまま夜の演奏会場へ移動しリハーサル。用意していただいた楽器や機材は幾つかツッコミどころがありましたが、何とかなりました。この日は今回呼んでいただいたタンゴフェスティバル関係者のパーティーでの演奏でした。本番までの待ち時間、会場になっているホテルのプールサイドで昼寝していたら蚊に刺されたり。

写真はとある交差点ですが、多分信号が青になる前にバイクの人たちは走り始めちゃってるような状態だと思います。

 

もう開場してますけどモニターでみる限りお客さんの入りが遅いですね。ジャカルタの人は割とのんびりしてるそうなんで、けっこう押したりするんでしょうか。と思っていたらなんと30分押しのアナウンスが来ました。平日の日中は渋滞がひどくて、なかなか時間が読めないそうです。大変ですね。まだタンゴがあまり馴染みのない音楽だという国で、どんな反応がくるのか楽しみです。では、行ってきます。

 

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